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トゥヘル監督がドルトムントCEOとの「争いはない」と確執の噂を否定 去就問題には言葉濁す
退任の噂も浮上する指揮官 ヴァツケ氏と「話し合っていく必要がある」
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOとの対立が明らかとなり、去就問題が浮上していた。しかし、指揮官は「争いはない」と主張している。
渦中の指揮官は米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」オランダ版のインタビューに応じ、「まず第一に、(ヴァツケ氏との)争いはない」と断言。二人の関係は深刻なものではないと語っている。
「土曜日のヴァツケ氏のインタビューで噂が広まった。この件では彼が正しい。彼がボスだ。これから話し合っていく必要がある」
トゥヘル監督とヴァツケCEOは昨季から衝突していたが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝モナコとの第1戦直前に起きたチームバス爆破事件の対応を巡っても、意見が対立。スペイン代表DFマルク・バルトラが骨折するなどチームに衝撃が走ったが、UEFAが事件翌日に試合を開催することを決定したことについて、トゥヘル監督が試合後に「重要に思われていない」と批判したことを、ヴァツケCEOは快く思っていなかったという。
今季限りでの退任も噂されるほどに騒動が広がっている。トゥヘル監督は去就に関する質問を受けると、「私は(次節)アウクスブルク戦も監督でいるだろう。これは確実なこと」とジョークで答え、確信については触れなかった。43歳のドイツ人指揮官は来季も指揮を執ることになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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