ミランがドイツ強豪から名手ダブル獲りを画策 ブラジル代表MF、スイス代表DFと交渉開始

MFグスタボとDFロドリゲス獲得に動くミラン 伊紙「交渉を始めた」

 ACミランは中国人オーナーに買収されたが、名門再建に向けて低迷中のドイツの強豪から名手ダブル補強に動いていることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 アドリアーノ・ガリアーニ元CEOからミラン強化責任者の座を引き継いだマルコ・ファッソーネCEOは来季の補強を本格的にスタートさせた。今季14位と苦しむヴォルフスブルクのスイス代表DFリカルド・ロドリゲスとブラジル代表MFルイス・グスタボの獲得に向けて代理人と交渉をスタートさせた。

 記事では「ロッソネリは交渉を始めた。ミランはこのサイドの選手との合意が近いが、ドイツのクラブとも合意しなければならない。ブラジル人ボランチはインテルとユベントスが長く追いかけていた選手」と報じている。

 交渉はミラノ本社で行われたという。ミランは今季終了後に大刷新に出ると地元メディアは報じている。7得点9アシストのMFスソを除く、攻撃陣全員を放出する可能性も高まっている。日本代表MF本田圭佑も契約延長のオファーは提示されておらず、チームを去ることが既定路線となっている。

 ミランは生え抜きのイタリア代表DFマッティア・デ・シリオがユベントスに移籍する可能性が高まっており、ロドリゲスの獲得に成功すれば、左サイドバックのレギュラー候補となる。

 チャイナミランは戦力を強化し、来季こそ名門復活を果たすことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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