バイエルン不動のCBが骨折で今季絶望 ピッチ外で起きた“想定外”の負傷理由とは
5連覇に貢献したハビ・マルティネスが左鎖骨骨折とクラブが発表
バイエルンは9日、スペイン代表MFハビ・マルティネスが左の鎖骨を骨折して今シーズン絶望になったと発表した。もっとも怪我の理由は、サッカーのプレーによるものではなかったという。
2012-13シーズンからバイエルンに所属しているハビ・マルティネスは、190センチの長身ながら巧みな足下のテクニックと対人プレー、最終ラインの統率力に優れており、センターバックやアンカーとしてドイツの絶対王者で立ち位置を確立。ユップ・ハインケス、ジョゼップ・グアルディオラ、そして今季から就任したカルロ・アンチェロッティと3人の指揮官の下で重用され続けている。
今季もここまでリーグ戦25試合に出場するなど主力としてプレーしているが、先週末に行われたブンデス第32節ダルムシュタット戦にはベンチ入りしなかった。ブンデス公式サイトによると、指揮官から休暇を与えられたハビ・マルティネスはスペインへと帰国。趣味である山へのハイキングに出かけたという。しかし、そのハイキングの際に負傷。チームに戻った火曜日に診断を受けた結果、左鎖骨骨折の診断を受けたという。
想定外の負傷によってクラブ、ブンデス公式サイトともに「ハビ・マルティネスの今シーズンは終了した」と伝えている。思わぬ形で”今季絶望”となったハビ・マルティネスだが、唯一の救いはバイエルンがすでに史上初のリーグ5連覇を達成しており、UEFAチャンピオンズリーグとDFBポカールで敗退していることも、本人にとっては不幸中の幸いと言えるのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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