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ポグバの史上最高“130億円”移籍にFIFAが疑惑の目? マンU側に情報提供を要求
昨夏の移籍に関して調査を行っていることが判明 詳細は明らかにせず
国際サッカー連盟(FIFA)が昨夏にユベントスからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したフランス代表MFポール・ポグバの移籍について、調査を行っていることが分かった。英公共放送「BBC」や英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが報じている。
FIFAはユナイテッドに移籍に関する情報の提供を要求していると認めているが、「現時点ではこれ以上のコメントはない」と調査の詳細については明らかにしていない。
これに対してユナイテッド側は、「個人の契約についてはコメントしない。移籍は8月に完了し、FIFAは(移籍に関する)書類を持っている」との声明を出している。
ポグバは2009年からユナイテッドに所属していたが、出場機会を求めて2012年にユベントスに移籍。イタリアで世界トップクラスの選手へと成長を遂げた24歳は、多くのビッグクラブが熱視線を送るなかで今季開幕前に古巣復帰を選択していた。“赤い悪魔”の愛称を持つ名門は、移籍金ゼロ円で放出したポグバを買い戻すため、フットボール史上最高額となる8900万ポンド(約130億円)を投じた。
ポグバの移籍に関して、暴露サイト「フットボール・リークス」が出版する「ザ・ダーティ・ビジネス・オブ・フットボール」という本の中で、詳細が明らかになったと英メディアが報じたばかり。代理人を務めるミノ・ライオラ氏は、ポグバの移籍だけで仲介手数料など計4100万ポンド(約60億円)という大金を手にしたことなどが大きな話題となっていた。
フットボール界最高額の移籍に物言いがつけられた形だが、今後新たな事実が明らかとなるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images