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現欧州組の元日本代表MFが語る日本とドイツの違い 「思い切りぶつけ合える」
「チーム愛の土台は日本でも…」
選手がサポーターに、サポーターが選手に要求し合える関係――。山田はドイツでの経験を通して、その関係性はクラブの歴史を築くうえで一つの財産になると語り、日本でもその土壌は着実に出来上がっていると力説する。
「その関係性を築くことが出来たら、それ自体がクラブにとって一つの財産になる。その関係性を築く為に必要な、サポーターの確固たるチーム愛という土台は、日本でもほとんどの地域やチームで、出来上がりつつあると思います」
磐田で加入2年目からキャプテンを任され、13年7月の東アジアカップ・オーストラリア戦で24歳の時に日本代表デビューを飾った山田も現在28歳。「日本にいた時とは少し考え方が変わって、今はそう強く思うようになりました」と語るプレーメーカーは、サッカー選手としてだけでなく、一人の人間としてもドイツの地で成長を遂げているようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images