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リバプールはマンUにファルカオを強奪された!? 英地元紙が移籍の舞台裏を報じる
ファルカオとローン契約で合意していた事実が発覚
コロンビア代表FWラダメル・ファルカオは昨夏、マンチェスター・ユナイテッド移籍が決まる直前までリバプールへのレンタル移籍で合意していたことが発覚した。英地元紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
昨夏の移籍締め切り最終日にマンUへの土壇場移籍を果たしたファルカオであったが、その直前までリバプールへのレンタル移籍で話がまとまっていたという。
リバプールはエースのウルグアイ代表FWルイス・スアレスが移籍し、ワールドクラスのストライカーの補強が急務となっていた。そのため、ASモナコか らの移籍を希望していたファルカオに対し、1200万ポンド(約22億円)での1年間のローン契約を提示し、合意に至っていたと伝えられている。
しかし、直前になり宿敵マンUがリバプールの金額を凌駕する契約を提示。土壇場で強奪されてしまったかたちとなった。ファルカオは、オールド・トラッフォードで印象に残る活躍ができておらず、マンUが4300万ポンド(約77億円)の買い取りオプションを行使するかは不透明な状況にある。
一方のリバプールも昨夏、移籍市場のクローズ直前で元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを緊急補強した。そのストライカーは期待を裏切り、リーグ戦ではいまだノーゴールが続いている。ファルカオの「ドタキャン」が響き、レッズは不振にあえいでいるのかもしれない 。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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