J1リーグ序盤戦「シュート決定率トップ10」発表! 驚異の「百発百中男」もチェック
リーグ最多24得点を叩き出す浦和から3人がランクイン、新天地組も奮闘
J1リーグは全34節中10試合を消化し、上位争い同様、得点王争いも混戦模様となっている。現在、7得点の浦和レッズFW興梠慎三が得点ランキング単独トップに立つが、序盤戦で最も高いシュート決定率を叩き出している選手は誰なのか。Jリーグ公式データを基にトップ10をチェック。さらに、ここまで百発百中と驚異の決定力を誇る6選手も発表する。
ここまでリーグ最多24得点を叩き出している浦和から3人がランクイン。興梠とR・シルバはリーグ4位タイのシュート25本をともに放ち、前者は7得点で決定率28%、後者は6得点で24%となった。一方、柏木陽介は負傷もあり7試合の出場ながら、シュート12本で効率良く3得点を決め、R・シルバを上回る25%を叩き出している。
今季、アルビレックス新潟から浦和に移籍したR・シルバの他に、新天地組の奮闘も際立つ。大久保嘉人(川崎フロンターレ→FC東京)、大森晃太郎(ガンバ大阪→ヴィッセル神戸)、クリスラン(ブラガ→ベガルタ仙台)も十傑入り。チームに上手く溶け込み、貴重な得点源になっていると言えるだろう。
注目は2位のG大阪MF堂安律だ。G大阪の至宝と呼ばれる18歳は開幕戦で途中出場を飾ると、第8節の大宮アルディージャ戦でJ1初ゴールを含む2発と爆発し、6-0大勝に貢献。翌節の横浜F・マリノス戦でも決勝弾を決めて勝利の立役者となり、3位に浮上したチームの原動力となっている。
栄えある1位は、圧倒的なシュート精度を誇るピーター・ウタカだ。開幕戦を終えた後にサンフレッチェ広島からFC東京に加入。ここまで先発は一度もなく、4試合途中出場でシュートはわずかに4本ながら、3得点を叩き出してる。断トツのシュート決定率で、2年連続得点王獲得も十分にあり得そうだ。