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香川の去就に影響? トゥヘル監督がドルトムントCEOと対立、今夏退任の可能性が浮上
「前半でシステムが二度も変更になるなんて…」
監督としても行き過ぎた戦術変更で勝ち点を失うことも少なくなく、選手から不満も出ているという。「試合中にシステムが変わりすぎる。前半で二度も変更になるなんてことは、本当にありえない」と、ある選手は批判しているという。
トゥヘル監督は昨夏、DFマッツ・フンメルス(現バイエルン)、MFイルカイ・ギュンドアン(現マンチェスター・シティ)、MFヘンリク・ムヒタリアン(現マンチェスター・ユナイテッド)ら主力の流出に見舞われながら、若手の逸材をかき集めてCL8強進出、DFBポカール決勝進出に加え、リーグ3位の座を奪回。だが、フロントは「平均的な成績」と捉えているという。
ピエール=エメリク・オーバメヤンら逸材を獲得したクラブのスカウト責任者スヴェン・ミスリンタット氏と、すでに犬猿の仲になっているというトゥヘル監督。来季で契約満了となるなかで、その去就はいまだ不透明となっているが、日本代表MF香川真司も契約延長にまだサインをしていない。トゥヘル監督は今季、香川をビッグゲームで起用しない傾向を示しているが、指揮官の去就問題は香川の将来にも影響を与えるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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