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マンU、4部相当の格下に痛恨ドロー 指揮官は主審&ピッチに不満露わ
FA杯4回戦“移籍金319億円対0円”対決は0-0、再試合へ
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は23日、敵地で行われたFAカップ4回戦でリーグ2所属(4部相当)のケンブリッジ・ユナイテッドにまさかの0-0ドローに終わり、主審やピッチ状態などに不満をぶちまけた。
4部相当のケンブリッジに、スター軍団が実力を示せなかった。主将のイングランド代表FWウェイン・ルーニーを除き、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアらほぼベストメンバーで臨んだが、痛恨のドロー。
「全ての観点からこの試合は我々に不利だった。ピッチ、レフェリー。思いつくもの全てが我々の不利に働いた」
オランダ人指揮官は試合後、英国営放送BBCにこう語った。
英国営放送BBCによると、マンUのスタメンは移籍金総額1億8000万ポンド(約319億円)だったが、ケンブリッジのイレブンは移籍金ゼロ。4部12位の格下を攻めきれず、ホーム、オールド・トラッフォードでの再試合に持ち込まれた。
「FA杯はとても重要だ。我々に最も重要なタイトルだ」
指揮官はそうコメント。今季は欧州のカップ戦出場権がなく、リーグカップはすでに敗退。プレミアリーグも首位チェルシーに大きく勝ち点で離されており、FA杯がマンUに残された数少ない希望だったが、チームの不甲斐なさに怒り心頭の様子だった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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