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イングランドの英雄FWが直面する過酷な現実 英紙「もう過去の栄光は取り戻せない」と限界説
敵地アーセナル戦に先発したユナイテッドのFWルーニーだが決定機を決めきれず
マンチェスター・ユナイテッドのキャプテンFWウェイン・ルーニーは7日の敵地アーセナル戦(0-2)に先発出場したが、前半に訪れた決定機を決めきれないなどチームを勝利に導くことはできなかった。英紙「テレグラフ」は今季レギュラーの座を失ったクラブのレジェンドについて「もう過去の栄光は取り戻せないだろう」と限界説を唱えている。
FWズラタン・イブラヒモビッチが長期離脱した影響もあり、リーグ戦2試合連続先発出場を果たしたルーニーは、キャプテンマークを巻き、MFアンデル・エレーラとともに4-1-4-1システムの攻撃的MFとして出場した。
ルーニーは前半5分、FWアンソニー・マルシアルへの丁寧なスルーパスでチャンスを演出したが、ここはアーセナルGKペトル・チェフがファインセーブを披露した。そして、同33分にはDFロブ・ホールディングのバックパスをカットしたルーニーがGKとの1対1という最大の絶好機を迎えた。右にはMFフアン・マタもフリーで待っていたなかで、ルーニーはシュートを選択。しかし、またしても素早い出足で間合いを詰めたチェフに防がれてゴールはならなかった。
ユナイテッドは後半にMFグラニト・ジャカと古巣対戦となったFWダニー・ウェルベックにゴールを許して0-2で敗れた。テレグラフ紙は赤い悪魔の完敗を伝えるなかで、「ウェイン・ルーニーはチームのお荷物だった。そして、過去の栄光を取り戻すことは決してないだろう」と非情な宣告を下した。
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