浦和の司令塔、逆風のなか「悔しい」と心境告白 「またこの気持ちを、この景色を…」

チームは連敗、鹿島戦で暴言騒動勃発のなか、浦和MF柏木が歯がゆい思いを明かす

 浦和レッズは、“さいたまダービー”として注目を集めたJ1リーグ第9節の敵地大宮アルディージャ戦に0-1で敗れると、続く第10節の鹿島アントラーズ戦もホームで0-1と落として2連敗を喫し、さらに鹿島戦ではDF森脇良太の暴言騒動も勃発するなどチームは逆風にさらされている。そうしたなか、浦和の司令塔MF柏木陽介が8日にブログを更新し、現在の心境を綴った。

 柏木は「こうなりたいという気持ちを」とのタイトルで1点の画像を掲載。それは昨季ルヴァン杯を制し、浦和が10年ぶりに国内主要タイトルを獲得した際、Jリーグの村井満チェアマンとともに柏木が優勝カップを手に笑顔を見せているものだった。

「またこの気持ちを、この景色を見たい。経験したい。そういう気持ちで毎日サッカーに取り組んでる」

 優勝時の名状しがたい歓喜、そして壇上に勝者として立った時を指しながら、「またこの気持ちを、この景色を見たい」と心を新たにしている。さらに「大宮、鹿島と絶対負けたくない2チームに連敗。悔しい」と率直な思いを明かした。

 柏木は4月26日のAFCチャンピオンズリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ戦で右太腿を痛めた影響もあり、直後の大宮戦では先発したものの、前半のみで交代を直訴。鹿島戦はスタンド観戦となり、チームが連敗する姿を歯がゆい思いで見守ることしかできなかった。

 

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