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テネリフェMF陣で柴崎の序列アップ 「チームに完全にフィット」と指揮官も高評価
2試合連続のフル出場 マルティ監督「ガクは本当によくやってくれた」
テネリフェの柴崎岳は、現地時間7日に行われたリーガ・エスパニョーラ2部第37節ルーゴ戦に、2試合連続で先発フル出場を果たした。試合後の会見でホセ・ルイス・マルティ監督は、柴崎について「チームに完全にフィットした」とし、戦力として計算できる存在になったと語っている。
キックオフ時は4-2-3-1のトップ下でスタートした柴崎は、ほどなくして2列目左サイドへ移った。そのポジションでパス交換、時にはペナルティーエリア内に積極的に飛び出すなど攻撃的な姿勢を見せると、チームは前半33分にDFカミーユのクロスからMFアイトール・サンスのダイビングヘッドで先制。後半3分にオウンゴールで追いつかれたものの、その後は柴崎がFWロサーノへのスルーパスを狙うなど相手最終ラインを押し下げていく。そして同36分、FWアーロンが放ったシュートのこぼれ球をロサーノが詰めて2-1と勝ち越した。
昇格プレーオフ圏内確保に向けて貴重な勝ち点3を手にしたテネリフェ。この勝利は指揮官にとっても大きなものだったようだ。地元紙「エル・ドルサル」によると、「我々はどのようにプレーしたのかを誇りたい。特に後半は勇敢で試合を支配していった。非常に困難で、苦しんだとはいえ、勝利に値すると思う」と話すとともに、攻撃的な位置でリズムを作った柴崎について聞かれると、こう評価している。
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