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ミランがローマに1-4と大敗し、5位と勝ち点6差に開く 本田はベンチ入りも出番なし
0-2からパサリッチが反撃の1点を決めるも突き放される
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは、現地時間7日に本拠地でローマと対戦したが、1-4の大敗を喫した。本田はベンチ入りしたが、退場者も出す展開に出番はなかった。
ミランはあっさりと先制点を許した。前半8分、自陣でボールを奪われるとリーグ得点ランキング首位に並ぶローマのエースFWエディン・ジェコとFWモハメド・サラーのパス交換から、ジェコにゴールを許した。さらに同28分、左CKからニアサイドでジェコに3人の選手で競り合うも頭一つ高さで負け、そのままヘディングシュートを決められた。ミランは0-2でハーフタイムを迎えた。
後半からミランはMFアンドレア・ベルトラッチを投入。攻勢に出ると、後半31分に右CKがファーサイドに流れたところを、MFマリオ・パサリッチがダイビングヘッドで決めてゴール。2-1と1点差に追い上げた。
しかし、これがローマに火をつける結果になってしまった。わずかに2分後、中盤からの FKでジェコがポストプレーで落とすと、古巣対決のFWステファン・エル・シャラウィに右足で豪快に蹴り込まれ3点目。さらに同41分、FKをペナルティーエリア内のサラーに通されると、完全な決定機でDFガブリエル・パレッタが蹴り倒してPKとレッドカード。これをMFダニエル・デ・ロッシに蹴り込まれて4-1とされた。
この結果、ミランは勝ち点59から伸ばせずに、6位をキープしたものの5位アタランタとは勝ち点6差に開いた。勝ち点56で並ぶインテルとフィオレンティーナと合わせ、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を懸けて三つ巴の争いになりそうだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images