リバプール戦、吉田が両チーム最多のクリア9回 無失点に抑えた安定の守備を英メディア高評価

吉田は敵地リバプール戦でリーグ16試合連続フル出場 0-0のクリーンシートに貢献

 サウサンプトンの日本代表DF吉田麻也は7日の敵地リバプール戦(0-0)でリーグ戦16試合連続の先発フル出場を果たした。両チーム合わせてトップとなる9回のクリアを記録するなど、安定した守備でクリーンシートに貢献。英メディアでも高い評価を得ている。

 サウサンプトンにとって最初のピンチは前半15分だった。サウサンプトンはMFロメウが自陣でボールを失うと、リバプールFWフィルミーノが持ち込んで右足を振り抜いた。ここで立ちはだかったのが吉田。上手くコースに入ってシュートをブロックした。

 吉田はその後も安定した守備を披露した。英サッカー情報サイト「Whoscored.com」によれば、日本代表DFは両チームトップの9回のクリアを記録。その他にも、タックル2回、シュートブロック2回など存在感を示した。

 同サイトの採点では、後半にリバプールMFミルナーのPKをセーブしたGKフォースターが9.12点で断トツとなった。チーム2位はMFオリオル・ロメウで7.22点。吉田は3位の7.11点を獲得した。

 英紙「デイリー・メール」の採点でもトップは守護神のフォースターで7.5点。吉田は単独2位の7点と、高く評価されている。

 今季サウサンプトンはリーグカップ準決勝の2試合(ともに1-0勝利)を含めて、リバプールと計4試合全てを無失点に抑え込んだ。吉田は本拠地でのリーグ第12節(0-0)を除く3試合全てにフル出場した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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