フッキに相手コーチ暴行疑惑が浮上! 敵将「中国人を軽蔑している」と糾弾…両者の意見食い違う

上海上港はクラブ公式サイトで真っ向否定

「助っ人外国人は中国サッカーの発展のためにこの国に呼んでいるわけだが、どんなに良いプレーをしようが、中国を軽蔑することは許されない。我々のコーチ陣にしたようなことだ」

 一方で上海上港はクラブ公式サイトを通じて「フッキが貴州のアシスタントコーチを殴ったという主張は真実ではない」と声明を出し、この暴行騒動を真っ向から否定した。

「リ・ビンとユイ・ミョウの発言は不適切なものだ。彼らは、助っ人外国人と中国人の間に亀裂を生み出そうとしている。それが我々の印象に悪影響をもたらすわけだからね」

 上海上港のGMであるス・ヨング氏は相手チームのスタッフ陣の主張を事実無根と一蹴。さらに、アンドレ・ビラス=ボアス監督も自身とフッキが最初にロッカールームに入った2人であることを言及している。

 両チームの意見の食い違いから、真相はまだ明らかとなっていないものの、アジア史上最高額の5500万ポンド(約81億円)という移籍金で加入したフッキにとってはイメージダウンにつながりかねない騒動となってしまいそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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