横浜FMの元日本代表MFがゴール前で衝撃の凡ミス! 殊勲の鎌田は「狙っていた」としたり顔
横浜FMのMF扇原が自陣ゴール前で周囲の確認を怠り…
横浜F・マリノスの元日本代表MF扇原貴宏が7日のJ1リーグ第10節の敵地サガン鳥栖戦で衝撃の凡ミスを犯し、MF鎌田大地に決勝弾を決められて0-1で敗れた。
まさかの凡ミスが起きたのは前半13分だった。今季二度目の先発出場となった扇原はボランチに入ってパスの供給役を担うなか、自陣ゴール前でDF松原健のパスを受けてピッチ中央でトラップ。余裕を持ってターンしようとした瞬間、死角から忍び寄っていた鎌田がボールを奪取し、そのまま数メートルほどドリブルで持ち込み、GKとの1対1のなか冷静に左足で流し込んだ。
結局、この1点が勝負を分ける決勝弾となり、横浜が敵地で敗戦。鳥栖はホーム完封4連勝と本拠地での勝負強さを見せつけた。
ボランチにとって、自陣バイタルエリアでのミスはご法度と言われるなか、扇原は周囲の確認を怠る痛恨のミスを犯した。もっとも、殊勲の鎌田は狙い通りのボール奪取だったとしたり顔で明かしている。
「まずは守備からっていうのをウチは狙っていた。ボランチのところに僕が行くのは決まっていたので、しっかり狙い通りに奪えて良かったです」