FW闘莉王の決勝弾で京都10戦ぶり完封勝利 “闘将”ゴール時は4勝2分、不敗神話も継続
京都が10試合ぶりの完封勝利、闘莉王が今季7得点目
京都サンガF.C.の元日本代表DF田中マルクス闘莉王がJ2リーグ第12節本拠地カマタマーレ讃岐戦で今季7得点目を決め、京都が1人退場者を出しながらも10試合ぶりの完封劇で1-0と勝利した。
この試合でも闘莉王は2トップの一角として先発出場。迎えた前半36分、左サイドで得たFKの場面で、キッカーのDF石櫃洋祐がクロスを入れると、混戦のなかでボールがバーに直撃。そのこぼれ球を、闘莉王が力強く頭で押し込み、チームに決勝点をもたらした。試合は後半32分にFWケヴィン・オリスが主審への侮辱行為で一発退場。京都が数的不利となるも、そのまま逃げ切った。
闘莉王はこの得点で8試合出場7ゴールとエースストライカーさながらの得点力を発揮し、得点ランキングでも暫定2位タイに再浮上した。闘莉王欠場時に3敗を喫するなどチームは苦戦を強いられたが、闘将が第8節から5試合連続フル出場すると、ハットトリックを含む6得点を叩き出し、その間チームも3勝2分と好調をキープしている。
今季、闘莉王得点時は4勝2分と不敗を誇るなか、古都クラブが“FW闘莉王”をカンフル剤に急浮上している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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