「けっこう地獄だった」 扁桃炎で戦線離脱のケルン大迫、“40度高熱3日間”の苦しみ明かす

「薬を飲んでも下がらない」病状に苦しんだ大迫、2試合の休養を経て復活へ

 ケルンの日本代表FW大迫勇也は5日のブレーメン戦で2試合ぶりにベンチ入りしたが出番はなかった。膝の負傷からは回復したものの、前節ドルトムント戦は扁桃炎により欠場。40度の高熱にうなされ、病院に行くのもやっとだったことから「けっこう地獄だった」と大迫は振り返っている。ブンデスリーガ公式サイトが報じた。

 大迫に出番はなかったが、ケルンはUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場を争うライバルのブレーメンを4-3で下した。5試合ぶりの白星を挙げ、45と同勝点ながら逆転でEL出場圏内の6位に浮上。大迫も「あと(勝ち点を)4取れれば行けると思うので。次、(レバークーゼンとの)ダービーなんでね、しっかりとそこで勝てれば、ほぼ(EL出場が)見えてくるんじゃないですか」と欧州カップ戦の出場に手応えを感じている。

 開幕からリーグ戦25試合連続出場を果たしていた大迫だが、3月のワールドカップ予選で膝を負傷し戦線離脱。当初の4週間という見立てよりも早い2週間で復帰を果たしたが、前節ドルトムント戦は直前に扁桃炎を患って欠場するなど終盤戦に入って疲れの色を見せている。扁桃炎では「腫れて、40度(の熱)。3日間ずっと。薬を飲んでも下がらない」と重い病状に苦しんだ。その時の苦痛を「けっこう地獄だった」と振り返った。

 2試合の休養を経て、大迫は「次は万全な状態で臨めると思う」と復活に自信を見せている。ラスト2試合でチームをEL出場に導く活躍を見せることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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