中国の天津権健が複数の欧州メガスター獲得か クラブ会長明かす「2、3人の選手とすでに合意」

コスタやカバーニ、オーバメヤンらの獲得は、いずれも実現に至らず

 潤沢なチャイナマネーによる爆買い補強の波は今夏の移籍市場でも収まりを見ないようだ。中国1部天津権健のシュ・ユヒュウ会長が欧州で活躍する複数のメガスターと移籍で合意に達したと明らかにしている。英地元紙「インディペンデント」が報じた。

 ファビオ・カンナバーロ監督が率いる天津は1月の移籍市場で大型補強を試みた。チェルシーのスペイン代表FWディエゴ・コスタ、パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、モナコのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、フィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチの獲得を試みたが、いずれも実現には至らなかった。

「我々はこの全ての選手と打診したということは言える。何人かは依然として交渉中だ。唯一言えるのは、我々は2、3人のスター選手とすでに合意したということ。その選手たちは移籍に問題がなく、彼らのクラブも放出する意思があるということだ」

 ユヒュウ会長はこう明らかにした。現在は移籍金でクラブ間交渉中だという。

 

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