モナコの18歳新星FW、レアル移籍が既定路線? スペイン紙が仏代表ストライカー獲得の根拠分析

 

一躍スターダムを上り詰めたFWムバッペ、獲得の一番重要なポイントはジダン監督

 今シーズンの欧州サッカーで一躍スターダムに上り詰めたモナコのフランス代表FWキリアン・ムバッペだが、レアル・マドリードびいきで知られるスペインの「マルカ」紙が「ムバッペがレアルを選ぶ」という見出しで“銀河系軍団”が既定路線とする記事をぶち上げている。

 同記事では「レアル・マドリードの2017年夏の移籍市場でのナンバーワン・ターゲットは、キリアン・ムバッペで、そのストライカーを獲得する可能性がある」とし、「彼はロス・ブランコス(レアルの愛称)のためにプレーしたい希望を持っており、彼は移籍契約について決めるクラブの代表に対して直訴している」とまで記している。

 ムバッペを獲得する根拠はいくつあると同紙は分析。最初で、なおかつ一番重要なポイントとして挙げたのは、ジネディーヌ・ジダン監督の存在である。「なぜならば指揮官は数年間にわたってヤングスターのプレーぶりに熱い視線を送っていたからだ」としている。

 そのほかにも理由が明記されており、レアル側がムバッペに対して設けているプロジェクトが彼を誘惑しているというものだ。「クラブ強化部も育成年代の頃から目をつけていた。もしUEFAチャンピオンズリーグ準決勝でモナコが勝利、もしくは敗北しても驚異的な存在になるはずだ」と見ている。

 またクラブの方針として、即戦力よりムバッペのような有望株を求めている模様だ。「ベルギー代表MFエデン・アザール(チェルシー)やアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(ユベントス)らは、マルコ・アセンシオが見せている驚異的なプレーもあって、後回しにされている」と記し、アントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)の獲得も現時点ではムバッペより上回らないという。

 

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