ユナイテッド、セルタに1-0先勝でEL制覇に前進も… またしても主力負傷のアクシデント発生

ラッシュフォードの直接FKでセルタに勝利、終盤にMFヤングが負傷

 マンチェスター・ユナイテッドは現地時間4日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝セルタとの第1戦に臨み、19歳FWマーカス・ラッシュフォードの直接FKにより敵地で1-0の勝利を挙げた。EL制覇に一歩近づく勝利となる一方で、またしても怪我人が発生したと英紙「デイリー・ミラー」が報じている。

 セルタの本拠地パライドスに乗り込んだユナイテッド。一進一退の攻防を繰り広げるなかでチャンスをものにしたのは後半22分のことだった。ペナルティーエリア右で直接FKを得ると、キッカーを務めたラッシュフォードの一撃が突き刺さり、ユナイテッドにとって貴重なアウェーゴールを手に入れた。

 この後ジョゼ・モウリーニョ監督率いるユナイテッドは手堅い守備で凌ぎ切り、完封勝利を挙げた。モウリーニョ監督は「マーカスはフレッシュだった。彼自身、キックオフ時は少し問題を抱えていたが、よく走り、プレーの連続性を持っていた」とラッシュフォードを称えた。その一方で気になるのはラッシュフォードの得点から数分後に起きたアクシデントだった。

 同33分にMFヘンリク・ムヒタリアンと交代で投入されたMFアシュリー・ヤングだったが、試合終盤にクロスをブロックしに行った際にハムストリングを痛めた。結局ヤングは後半44分にDFクリス・スモーリングと交代せざるを得ない状況となった。

 

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