久保建英フィーバーは「キャプテン翼」の影響と伊メディア分析 「主人公と印象的な符号がある」
「200人のジャーナリストが集まった」
「一方で、これは新たなメディアショーになっている。彼のデビュー戦は(FC東京)セカンドチームで3部リーグだったが、7000人の観客に200人のジャーナリストが集まった。そこには、印象的な符合があるのだろう。日本人としてバルセロナでプレーし、新たなメッシと呼ばれる。キャプテン翼の主人公である翼くんのようにだ。これは、日本人にとって印象的なのではないか」
そして、久保の将来に対して「彼は4年間をバルセロナで過ごし、彼は街とともにある。彼の古いチームメートとクラブのところに戻るという観測は希望的で楽観的なものだ。つまり、常にスペインへ戻るという選択肢は除外されない。今の急成長が続く限り、満足のいく年齢になればそうした選択があり得るだろう」と、いずれバルセロナに戻ると予想されている。
イタリアやスペインでも大人気を博す「キャプテン翼」と、久保を重ね合わせる見方は欧州でもスタンダードなようだ。今月には“飛び級”で選出されたU-20ワールドカップで南アフリカ、イタリア、ウルグアイとグループリーグを戦うが、欧州中のスカウトが目を光らせる原石たちが集う世界大会で、久保はそのポテンシャルを思う存分発揮できるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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