森脇は小笠原に「口が臭いんだよ」と発言したと主張 レオ・シルバへの侮辱的言動は否定

浦和と鹿島が激突した天王山の終盤に、両軍入り乱れる騒動発生

 浦和レッズのDF森脇良太は、鹿島アントラーズのMFレオ・シルバに対して侮辱的な言動と行為をしたとMF小笠原満男が話した件について、「小笠原選手が何をもって勘違いしたのかは分からない」と、レオ・シルバをターゲットにしたものではないと否定した。

 両者が入り乱れるトラブルが起きたのは後半33分だった。浦和のDF槙野智章が自陣コーナー付近でボールをキープした鹿島MF土居聖真と競り合い、そこにFW興梠慎三がサポートに入る。主審が笛を吹き浦和ボールとなったが、判定後に興梠が土居を突き飛ばしたことに鹿島側が猛抗議し、両チームがもみ合いになった。数名ずつが輪になったところで、小笠原は森脇がレオ・シルバに対して「臭いな、お前」と発言したと話したが、森脇は事実と異なるものだと否定している。

「興梠選手が鹿島の選手といざこざになり、数名で寄って行った時に、チームメートを守ろうという思いで輪に加わった。小笠原選手に『お前だけは入ってくるんじゃねえ』と言われたので言い返した。僕に詰め寄ってきていろいろと言われた時に、僕の顔にたくさんの唾も散ってきて、小笠原選手の唾も散ってきたので、『口が臭いんだよ』という発言をした。そこでチームメートに止められた」

 小笠原はL・シルバに対する発言であると主張しているが、森脇は「小笠原選手とのやり取りであって、3人、4人の選手が詰め寄って来ていたにしても、小笠原選手が何をもって勘違いしたのかは分からない。彼が何に対して僕がレオ・シルバ選手を侮辱したと捉えたのか。僕がそういう発言をしたのは子どものようなケンカで反省しているけど、それが全てのこと」と話し、小笠原が事実を誤認していると主張した。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング