Jリーグ頂上決戦、金崎が先制ゴール! 浦和好機作れず…鹿島1-0リードのまま後半へ
金崎が左足を振り抜き、コースが変わってゴールへ吸い込まれる
4日のJリーグ第10節で浦和レッズと鹿島アントラーズが対戦したJリーグの頂上決戦は、鹿島がリードして前半を折り返した。昨季のチャンピオンシップの再戦となったカードは、チケット完売で超満員の埼玉スタジアムで行われ、鹿島が前半24分にFW金崎夢生の先制ゴールを決めて1-0でハーフタイムを迎えた。
浦和はDF遠藤航とMF柏木陽介が負傷欠場。DF那須大亮とMF青木拓矢が起用された。前日練習でMF駒井善成のトップ下をテストしたが、スタメンの前線は1トップにFWラファエル・シルバ、2シャドーにFW興梠慎三とFW武藤雄樹が並んだ。一方の鹿島は伝統の4-4-2システムでダブルボランチはMFレオ・シルバとMF小笠原満男が組んだ。
互いに出方をうかがうような立ち上がりだったが、少しずつゲームが動き始めた前半半ばにスコアを動かしたのは鹿島だった。前半24分、右サイドのスローインの場面で、それまで興梠のマークで守備に追われていた小笠原がスルスルと攻撃参加すると、中央の金崎へパス。反転して浦和DF森脇良太を振り切った金崎がそのまま左足を振り抜くと、シュートはブロックに入った浦和守備陣にあたってコースが変わり、GK西川周作の逆を突いてゴールに吸い込まれた。
浦和は攻撃の最終局面でマークを外し切れずに、流れの中で決定機と言えるシーンは作り出せず。同33分に武藤のフリーキックをゴール前で青木が頭で合わせたチャンスは、シュートが枠を外れた。一方の鹿島もビッグチャンスは得点シーンくらいだったが、そのワンチャンスをモノにした鹿島が1点をリードして前半を折り返した。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images