ドルトムント強化部長が香川との契約延長希望を明かす 「シンジは危機を脱し、結果を出した」

2018年6月で契約満了 一時移籍の噂が浮上もクラブ側に放出の意思なし

 日本代表MF香川真司は、ドルトムントと2018年6月で契約満了となる。一時移籍の噂も報じられたが、クラブの強化部長であるミヒャエル・ツォルク氏はドイツ紙「キッカー」に対して、トップパフォーマンスを取り戻した背番号23との契約延長を希望していると明かしたという。

 今季前半戦は新戦力の台頭や故障に悩まされた影響でレギュラーの座を失っていた香川だが、徐々に出場機会を手にすると、以前のキレのあるパフォーマンスを取り戻している。

 ドルトムントは契約が残り1年余りとなった香川との契約延長を希望しており、ツォルク氏も準備を進めているという。同氏は一時期の停滞期を脱した香川に好印象を抱いているようで、「シンジは危機を脱し、プレッシャーのなかでも結果を出した」と称賛している。

 去就が注目されていた香川も、ドルトムント残留に傾き始めた。ボルシアMGが獲得を狙っているとの噂がドイツメディアで報じられていたが、クラブに放出の意思はなさそうだ。

 

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