浦和と鹿島の首位攻防戦、5万9000枚の前売り券完売! 超満員のなかで両雄激突

4日に埼玉スタジアムで、首位浦和と勝ち点1差の3位鹿島が対戦

 ゴールデンウィークの真っ只中に組まれたJリーグの頂上決戦が、超満員の埼玉スタジアムで行われることが決まった。浦和レッズは4日に、ホームに鹿島アントラーズを迎える一戦のチケットが完売したと発表した。

 クラブによると、約5万9000枚のチケットが販売され、前売り段階で完売。昨季のリーグ最終戦、横浜F・マリノス戦以来となる大入りが確実になった。

 浦和にとって鹿島は、昨季のチャンピオンシップ決勝で、眼前で優勝をさらわれた因縁の相手になる。ホームの埼玉スタジアムで迎えた第2戦で1-2と敗れ、アウェーゴール数の差で年間王者の座を逃した。その後にFIFAクラブワールドカップ決勝でレアル・マドリードと対戦するところまで上り詰めた鹿島を、浦和の選手たちは悔しさとともに見る結果になった。

 4月30日に行われたリーグ前節の大宮アルディージャ戦に0-1で敗れた浦和は、DF遠藤航とMF柏木陽介が負傷欠場する可能性が高まっている。3バックの中央に入ることが濃厚なDF那須大亮は「超満員のスタジアムでできるのは選手冥利に尽きる。こういう環境でプレーできるのはなかなかないこと」と意気込んだ。

 浦和は現在勝ち点19でリーグ首位、鹿島は勝ち点1差の3位と首位攻防戦になる。AFCチャンピオンズリーグでもすでに決勝トーナメント進出を決め、現在の日本で名実ともにトップ2と言える両チームの対戦は、大観衆の下で行われることになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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