イタリア各紙ともに最低点 ローマ戦で復帰の本田圭佑に辛辣な評価が相次ぐ

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 ガゼッタ・デロ・スポルト紙の寸評は久しぶりに辛辣な内容だった。

「価値あるバイクの名前を冠する本田は、チームに勢いをつけ、彼の自身の走りで貢献するには十分ではなかった。1対1のプレーが曇っている。パスを一旦預けるのも引っ込み思案。シュートもでたらめに外す。カミカゼが三輪車で、鎧をつけた相手の守備に突撃していくようだった。日出ずる国があっという間に落日を迎えたようだ」

 ミランの最高点はリカルド・モントリーボの6点。1トップで先発したイタリア代表FWマリオ・バロテッリが本田と同じく4・5点で最低点だった。

 一方、コリエレ・デロ・スポルト紙は「セードルフ監督はポーリをベンチにおいて犠牲にした。日本人にプレー機会を与えたが、どこのゾーンでも苦しんだ」と分析。本田とブラジルジ人司令塔カカ、バロテッリが最低点で並んだ。GKクリスティアン・アッビアーティとDFアディル・ラミがミラン最高の6点だった。

 トゥット・スポルト紙も「彼のポジションではない、不慣れなボランチのようなプレーだった」と指摘。チーム最高点はアッビアーティとDFダニエレ・ボネーラの6点。4・5点の本田は単独の最低点だった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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