さいたまダービーで浦和サポーターが過激行為 緩衝帯の柵を蹴り、警備員が制止する騒動に

今季からアウェーのゴール裏は一部をホームサポーターの席として、間に緩衝帯

 30日のJ1リーグ第9節大宮アルディージャ対浦和レッズ戦の“さいたまダービー”で、試合前から両サポーターのボルテージが上がっているが、行き過ぎた行動に出てしまったようだ。大宮の本拠地NACK5スタジアム大宮で、浦和サポーターが緩衝帯の柵を蹴るなどの行為により、警備員に制止される一幕があった。

 大宮スタッフによると、今季からアウェーのゴール裏は一部をホームサポーターの席とし、アウェー側との間に緩衝帯を設定している。それは、浦和戦に限ったことではなく全チームとの試合で同様とのこと。しかし、入場直後の浦和サポーターによる過激な行為があった。一部のサポーターが柵を蹴るなどして、警備員が制止する騒動になったという。

 この試合はチケット発売から即座に完売する状況でもあったため、ホーム側の一部の席を購入した浦和サポーターがいることも予想され、トラブルが発生しないように警備を厳重にしているという。

 試合は大宮のMF茨田陽生が後半18分に決勝点を叩き込み、最下位の大宮が首位の浦和を1-0で退け、本拠地で今季初勝利を手にした。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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