浅野は今季最短プレー時間で無念の途中交代 首位シュツットガルト逆転勝利、2部優勝に前進

5試合連続先発の浅野は前半のみで交代 代わりに投入のギンチェックがゴール

 シュツットガルトの日本代表FW浅野拓磨は29日の敵地ニュルンベルク戦に5試合連続となる先発出場を果たしたが、得点に絡めないまま前半のみの出場で無念の途中交代となった。今季スタメン出場した21試合の中では最短となる45分間のプレー。試合はシュツットガルトが2点差をひっくり返し、3-2で勝利を収めた。

 ブンデスリーガ2(ドイツ2部)首位を走るシュツットガルトだったが、前半25分と33分に立て続けに失点し、0-2での折り返しとなった。

 思うように試合を進められなかったシュツットガルトは後半開始と同時に左ウイングでプレーしていた浅野を下げてFWギンチェクを投入した。

 すると試合再開からわずか1分でFWテロッデが倒されてPKを獲得。これを自らゴール左上隅に決めて1点を返して反撃の狼煙を上げる。さらに同5分には左CKから浅野に代わってピッチに立ったギンチェクがヘディングシュートを決めて試合を振り出しに戻した。

 そして試合終了間際の後半46分には、途中出場のDFクラインが決勝弾。シュツットガルトは逆転勝利で4連勝を飾り、2部優勝に一歩近づいた。翌日に試合を控える2位ブラウンシュバイクとの勝ち点差を6に広げている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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