FW闘莉王が3戦連続弾で勝利に貢献! ゴール時不敗、今季6戦6発で得点ランク暫定2位

敵地大分戦、闘莉王が打点の高いヘディングでゴール 3-1勝利の立役者に

 J2京都サンガF.C.の元日本代表DF田中マルクス闘莉王がJ2リーグ第10節の29日敵地・大分トリニータ戦で3試合連続ゴールと大暴れ。3-1勝利の立役者となり、J2得点ランク暫定2位タイとなる6ゴール目を記録した。

 3試合連続でFW先発となった闘将は前線でFWケビン・オリスと2トップを形成。そして、1-0で迎えた後半9分に魅せた。左サイドからMF岩崎のクロスをファーサイドでジャンプ一番。マーカーの背後から遥かに高い打点からヘディングゴールを叩き込んだ。

両手を広げて敵地に応援に訪れたサポーターに駆け寄ると、控え選手と歓喜を分かち合った。

 4月15日の第8節・愛媛FC戦からフォワードにコンバートされると、いきなりハットトリック。22日の第9節・松本山雅戦も華麗な反転からゴールを決めていた。これで出場6試合6ゴールとなり、1試合あたり100%のゴール率となった。

 決定力と前線の起点が存在しないチーム状況もあり、布部陽功監督からストライカー起用の依頼を受けた。

「本当はDFがしたいんだ。でも、チームが勝つためなら何でもする」と闘将は語っていた。

 大分戦前半15分のMF小屋松のゴールも闘莉王のオーバーヘッドシュートのポストを叩いたこぼれ球から生まれたものだった。

 闘莉王がゴールを決めた試合は、これで3勝1分。ジュビロ磐田の名波浩監督が「勝ち点10を持っている選手」と称賛していた実力者は、シーズン序盤でチームに勝ち点10をもたらしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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