チェルシー監督が気をもむアザールの去就 残留願うも条件次第で…「選手の意思、希望もある」
レアルが獲得を狙うなか、コンテ監督「クラブに売る考えはないはずだ」
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは今夏のレアル・マドリード移籍が取り沙汰されているが、チームを率いるアントニオ・コンテ監督にとっても気をもむ状況のようだ。英紙「デイリー・ミラー」が伝えている。
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一昨シーズン、PFA年間最優秀選手賞とFWA年間最優秀選手賞の二冠を獲得したアザールは昨季こそ不調に陥ったものの、今季に入って完全復調。チェルシーの首位快走に大きく貢献している。
しかしそんなアザールを見逃さないのは各国代表の主力級をコレクションするレアルだ。フロレンティーノ・ペレス会長率いるクラブは、移籍金が最低でも1億ユーロ(120億円)になると見られるアザール獲得を目指していると、スペインや英メディアでまことしやかに報じられている。
もちろん昨夏から就任したアントニオ・コンテ監督としては看過できないものだ。30日のエバートン戦を前にした監督会見で、アザールの将来について「クラブにはアザールを売る考えはないはずだ。チームを成長させなければならないからね。エデンも我々の元に残留し、ともに仕事をできることを幸せに思っているだろう」と残留への希望的観測を見せつつも、このように続けている。
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