レアル寄り現地紙とバルサDFピケが舌戦! メッシのゴールパフォーマンス巡り真っ向反論
メッシのパフォーマンスに、スペイン紙コラムで「ラウールの“口に指”よりも醜い」
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが”エル・クラシコ”で見せたパフォーマンスを巡り、マドリードレアル・マドリード寄りのメディアとバルサのスペイン代表DFジェラール・ピケがウェブ上で舌戦を繰り広げている。
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バルセロナを本拠とする「ムンド・デポルティボ」紙が伝えたところによると、発端は「AS」紙に掲載されたあるコラムだった。重鎮の記者であるアルフレッド・レラーニョ氏が指摘したのは、今回のクラシコの試合終了直前に劇的な決勝点を決めたゴールパフォーマンスについて。歓喜に沸くメッシは自身のユニフォームを脱ぎ、8万人が詰めかけた敵地サンチャゴ・ベルナベウのファンに対して「MESSI 10」を誇示するように両手でかざした。
この行為についてレラーニョ氏は「かつてカンプ・ノウでラウールが行った“口に指”よりも醜い」と記述。1990年代から2000年代にかけてレアルのエースとして君臨したFWラウール・ゴンザレスがクラシコの同点ゴール後、“黙れ”とばかりに人差し指で唇を封じたパフォーマンスと比較した。これについてピケはツイッター上で真っ向から反論している。
「レオは(敵地の罵声に)もう限界まで達していたんだ。それを隠すことなんてできない。スタジアムを黙らせる以上に、ユニフォームを見せて教えることの方が重要だ」
ほぼマドリディスタが詰めかけた敵地で、90分間にわたってブーイングを浴び続けたことを指摘している。ピケはかねてよりレアルの疑惑の判定をSNS上で指摘し続けている。“モノ言うセンターバック”の存在は、口さがないマドリードのメディアであっても少々煙たい存在なのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images