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問題児バロテッリが“悪童コンビ”の決裂宣言 かつての兄貴分に反撃「あんたは友達がいない」
元伊代表FWカッサーノがバロテッリらを名指しで酷評
ニースの問題児FWマリオ・バロテッリは2012年の欧州選手権(EURO)でイタリア代表の一員として活躍した。準優勝にチームを導いたストライカーはイタリアサッカー界の希望の星と期待されたが、ピッチ内外のトラブルで、キャリアは迷走を繰り返している。この大会で元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノとの悪童コンビは強烈なインパクトを残したが、バロテッリは兄貴分との決別を宣言している。
かつてレアル・マドリードなどでプレーしていた天才カッサーノは現在無所属。イタリア地元紙で、マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバ、レアル・マドリードMFハメス・ロドリゲス、そしてバロテッリを名指しで「過大評価」と酷評していた。
「ポグバが1億2000万ユーロ(約146億円)の価値があるとは思えない。ロドリゲスも8000万ユーロ(約97億円)の価値はない。イニエスタはあの年齢でどれぐらいの価値になるんだい? バロテッリも一緒だ」
かつての友人にもカッサーノは厳しい言葉を向けている。これにバロテッリが反撃した。
「天才は追放された。本当にあんたは友達がいない。仕事に関する友達はゼロだ」と、バロテッリはツイッターでかつての兄貴分を攻撃している。
カッサーノは昨季サンプドリア退団後、移籍先は存在しない。寂しい境遇の天才の孤立ぶりを指摘。悪童コンビの決裂を宣言した。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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