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長友の“専売特許”で観客沸かせたヘント久保 「お辞儀パフォーマンス」誕生秘話とは
チームメートのナイジェリア代表DFエコングの提案で実現
ヘントの日本代表FW久保裕也は25日の優勝プレーオフのズルテ・ワイレム戦で先制点を決めると、インテルDF長友佑都の専売特許だった「お辞儀パフォーマンス」で観衆を沸かせた。これは同僚DFの熱烈プッシュで実現した秘話を明らかにしている。地元サッカー専門メディア「フトバルクラント」が報じた。
ワイレム戦の前半24分に久保が魅せた。ナイジェリア代表FWモーゼス・サイモンが左サイドから右サイドへ大きく展開。走り込んだMFトマ・フォケがダイレクトで中央へ折り返すと、ゴール前でフリーになっていた久保が胸でゴールに押し込んでヘントが先制。同僚に向かって両手を合わせるとお辞儀して喜びを露わにした。
ベルギー移籍後、公式戦加入12試合8得点となった久保はパフォーマンス誕生の裏話をこう明らかになった。
「日本ではみんなやりませんよ。挨拶ではお辞儀するだけです。でも、ウィリアムがゴールを決めたらやってくれと提案してきたので(やりました)」
チームメートの23歳のナイジェリア代表DFウィリアム・トロースト・エコングの提案で実現したパフォーマンスだったことを明らかにした久保。活躍の裏にはチームメートとの潤滑なコミュニケーションも存在するのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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