インテル長友、3戦連続先発の可能性浮上 強豪ナポリ相手に復権を印象付けられるか

伊紙が6割の確率で左SB起用と予想 ムリージョと争う

 インテルの日本代表DF長友佑都が、3試合連続スタメンの座を勝ち取る可能性が高まった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が、30日に行われる次節の強豪ナポリ戦で長友を左サイドバックのスタメンとして予想している。

 長友は2節前の“ミラノダービー”ACミラン戦(2-2)で10試合ぶりのスタメンを勝ち取ると、前節の敵地フィオレンティーナ戦も連続スタメンとなった。インテルは守備が大崩壊して4-5という大乱戦の末に敗れたが、長友は現地紙で「まだマシ」との評価を受けていた。

 今節は強豪ナポリをホームに迎え撃つが、6割の確率で長友がスタメンとされている。長友と席を争うのはDFジェイソン・ムリージョであり、ムリージョ起用の場合は3バックの可能性もある。

 インテルは前節の敗戦で勝ち点を伸ばせず、勝ち点56の7位になっている。UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権は4位と5位に与えられるが、イタリア杯で決勝進出のユベントスは来季UEFAチャンピオンズリーグの出場権獲得が決まっており、対戦相手のラツィオは現在4位。リーグ6位にEL出場権が回ることが濃厚な状況にある。

 インテルは残り5試合の中で、勝ち点58で6位のミランを追う状況にあるため、ナポリ戦とはいえホームで勝ち点3を得ることが大きな目標になる。シーズン終盤にきて存在感を増している長友は、強豪ナポリを相手にレギュラー確保を印象づけることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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