ピルロの才能を開花させた“天才”バッジョとの出会い 「夢を実現し彼の近くで学ぼうとした」

 

クラブ公式サイトの特集で「私の大好きな選手」として名前を挙げる

 元イタリア代表の司令塔アンドレア・ピルロは卓越したゲームメーク能力と一撃必殺のFK、そして糸を引くような美しいロングパスで中盤に君臨した。インテル、ACミラン、ユベントスとイタリア三大クラブで活躍した後、現在は米MLSニューヨーク・シティFCでプレーしている。

 サッカー界で尊敬を集めるレジェンドとなった37歳のピルロにも、敬愛してやまない存在がいるという。クラブ公式サイトで「私の大好きな選手 アンドレア・ピルロ」と特集している。

 ピルロのアイドルは「偉大なるポニーテール」と呼ばれた天才、ロベルト・バッジョだという。

「私は若い頃、バッジョとプレーした。彼の神話とともに育ったんだ。そして、実際に彼とプレーできるのは夢のようだった。彼の近くにいようとしたんだ。彼がどうプレーするのか習得し、彼から学ぼうとしたんだ」

 16歳だった1995年にブレシアでセリエAデビュー。98年夏にインテルへ移籍したが定位置を確保できず、99-00シーズンはレッジーナ、01年1月には古巣ブレシアに期限付き移籍される。そこでピルロは、バッジョとチームメートになった。

 

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