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去就問題浮上の香川、ドルトムント残留を示唆? 王者バイエルン撃破も「悔しい」と感情露わ
今季バイエルンとの公式戦3試合はいずれもピッチに立てず
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、26日のDFBポカール準決勝バイエルン戦(3-2)で出番なしに終わった。今季前半戦はベンチ要員に甘んじていたものの、3月11日のブンデスリーガ第24節ヘルタ・ベルリン戦(1-2)で1アシストをマークしてから復調。UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦2試合(2-3、1-3)にも起用されるなどパフォーマンスを高めていたが、絶対王者バイエルンとの今季公式戦3試合はいずれもピッチに立てなかった。
2018年6月で契約満了となる香川は、主力で唯一契約延長のサインをしていないが、トーマス・トゥヘル監督は26日のバイエルン戦後、ドイツ地元テレビ局「ARD」で香川について言及している。
ドルトムントは8日に行われたリーグ第28節バイエルン戦で1-4と大敗。指揮官は「(1-4と敗れたバイエルン戦は)重要なブンデスリーガの日程とチャンピオンズリーグ準々決勝モナコ戦との間に不自然に入れられた、我々はマルロ・ロイス、シンジ・カガワ、ユリアン・ヴァイグルなしで戦わざるを得なかった。だが、バイエルンはフルメンバーだった。我々は事前に運がないと分かっていた」と、主力不在の影響があったと振り返り、その一人として香川の名前を挙げていた。
チームはリーグ戦での大敗から持ち直し、絶対王者を破ってDFBポカール決勝に駒を進めたが、香川本人は28日に更新した自身のブログで苦しい胸の内を明かしている。
「これで決勝にすすめます。本当にうれしかった」としながらも、「後半試合に出場するチャンスはあったけど、試合に出場はできず。悔しい思いはありますが、チームとして勝利できた事、決勝に進めたこと本当にうれしい」と複雑な心境を綴っている。
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