「馬鹿げたファウル」「短気なヘッドバット」 フェライニのダービー退場劇を英メディア酷評

マンCとマンUの注目の一戦は0-0ドロー 注目を集めた“アフロマン”の愚行

 マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによる大一番、「マンチェスター・ダービー」が現地時間27日にエティハド・スタジアムで行われ、白熱の展開の末にスコアレスドローに終わった

 互いに得点を奪うことができなかったなかで、試合の主役となったのはアフロヘアーがトレードマークのユナイテッドMFフェライニだった。後半39分にレッドカードを受けて退場処分となったことでネガティブな注目を集め、英メディアから「バカバカしいレッドカード」「貢献もほとんどない」などと激しいバッシングを受けている。

 試合終盤の後半38分、フェライニはルーズボールを拾ったシティFWアグエロに対し、一歩遅れて足をかけてファウルと判定され、イエローカードを提示された。そして、そこからわずか19秒後に相手陣内で再びアグエロと競り合うと、口論の後にあろうことかマーティン・アトキンソン主審の目の前でヘッドバットをお見舞いする愚行に出た。

 アトキンソン主審はすでに警告を受けていたフェライニに対して、迷わず一発レッドカードを提示。後半39分で退場処分となった。

 後半アディショナルタイムには、途中出場で負傷から復帰を果たしたシティFWジェズスがアグエロのクロスに合わせてネットを揺らしたが、オフサイドの判定でスタジアムの歓声がため息に変わった。その後もスコアは動かず、0-0のまま試合終了のホイッスルを迎えた。

 英紙「デイリー・メール」は選手採点で、フェライニに両チーム通じてワーストの4.5点をつけた。愚行を働いたアフロマンについて「バカバカしいレッドカード。2つの馬鹿げたファウルに、退場にふさわしい短気なヘッドバット。責任感を欠いたリアクションで、それ以前の貢献もほとんどなかった」とこき下ろした。

 同紙の採点で、シティの主将DFコンパニがトップの8点、ユナイテッドDFバイリーが2位の7.5点。同FWラッシュフォード、MFキャリック、シティのMFフェルナンジーニョ、MFデ・ブライネ、FWアグエロ、グアルディオラ監督が7点で続いた。

 

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