メッシのクラシコ決勝弾がSNSで“ネタ”に ゴール後に客席へユニフォームを掲げた姿が…

レアルを3-2で破った歴史に残る名シーンが、世界各国でコラージュされる

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間23日に行われた“エル・クラシコ”で2得点を挙げ、チームを3-2の勝利に導く立役者となった。そのなかで、後半アディショナルタイムの決勝ゴール後に見せたゴールパフォーマンスが、SNS上で“ネタ画像祭り”になっていると、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 2-2で迎えた後半アディショナルタイムのラストプレー、バルサはDFセルジ・ロベルトのドリブル突破からMFアンドレ・ゴメス、DFジョルディ・アルバとつなぎ、最後はペナルティーエリア正面でフリーになったメッシがゴール左隅に流し込んだ。劇的な決勝ゴール後、メッシは自らのユニフォームを脱ぐと観客席に向かって「MESSI 10」を両手で掲げて誇示。8万人が詰めかけた敵地サンチャゴ・ベルナベウのマドリディスタも、沈黙するしかなかった。

 メッシの雄姿はクラシコ史に残る名シーンとなった一方で、メッシがユニフォームを掲げる姿が、世界各国でコラージュされていると同局は伝えている。

 それはメッシの目の前に洗濯ばさみで干されたシャツやパンツ、タオルなどが置かれたもの、FWクリスティアーノ・ロナウドの目の前でメッシがユニフォームを掲げているような距離感のもの、果ては不朽のアニメ映画「ライオン・キング」の超有名なシーンで主役のシンバが掲げているものがメッシのユニフォームなど、なんでもありの状況となっている。

 海外では元画像をいじって笑いに変えることを「memes(ミームス)」という俗語で表現されるが、約6億5000万人が視聴したというクラシコとメッシのゴールだからこそ生まれた、世界共通のユーモアなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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