容赦なき選手への“ダメ出し”に見るモウリーニョの信念 「持てるものすべてを出しているか」

「全力さえ出してくれれば…」

「マーカスは特筆するほど活躍していない時でも、全力を出していた。彼にそれ以上を求めなかった理由だ。その時は自分がサポートするだけだ。『もっと良い日は来る』とね。こんな若くて才能ある選手へのアプローチは、常に完全にハッピーなんだ」

 モウリーニョ監督はこう語っている。「ある時点で何選手かは全力を出していなかった。彼らはそうしなければいけない。全力を出してくれれば、どんなパフォーマンスでも私は満足だ」と語った。

 ハードワークこそが評価の対象だと、モウリーニョ監督は語っている。ユナイテッドは現在リーグ3連勝で5位。UEFAヨーロッパリーグ(EL)4強に進出しており、リーグで4位以内に入るか、ELで優勝できれば来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を手にできる。

 百戦錬磨のモウリーニョ流によって、ユナイテッド1年目で成果を挙げることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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