ドルトムントが3-2でバイエルンを破り、史上初のDFB杯4季連続決勝進出! 香川は出番なし

デンベレが1得点1アシストの活躍 劣勢を跳ね返し敵地で逆転勝利

 DFBポカール準決勝のバイエルン・ミュンヘン対ドルトムントが、現地時間26日にアリアンツ・アレーナで行われた。19歳MFデンベレの1ゴール1アシストの活躍などで3-2と逆転勝利を収めたドルトムントが、史上初となる4シーズン連続の決勝進出を果たした。ドルトムントの日本代表MF香川真司はベンチ入りしたが、出番なしに終わった。

 先行したのは、敵地に乗り込んだドルトムントだった。前半19分、DFマルティネスのバックパスを鋭い出足でカットしたMFゲレイロが右足でシュート。右ポストに当たってこぼれたところをMFロイスが押し込んだ。ロイスは負傷から復帰後、4試合連続ゴールとなった。

 ミスからゴールを許したバイエルンだが、同28分にMFアロンソの右CKからマルティネスがヘディングシュートを叩き込んで同点。失点に絡んだスペイン人DFによる汚名返上の一撃で試合を振り出しに戻した。

 さらに攻め込むバイエルンは同41分、MFリベリーのアシストからフンメルスが決めて勝ち越しに成功。前線に攻め上がっていたドルトムントの前主将は、左から来たグラウンダーのパスを右足のインサイドでニアサイドへ流し込んだ。ゴール後、昨季まで9季プレーした古巣からの得点を祝福することはなかった。

 

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