豪州メディアがアジア杯1次リーグベスト11を発表 日本から吉田、酒井が選出

長友、本田らは選外に

 オーストラリアメディアグループ「ニューズリミテッド」のサッカー番組は、1次リーグを終えたアジアカップオーストラリア大会のベストイレブンを発表した。3連勝で決勝トーナメント進出を決めた日本代表からはDF酒井高徳(シュツットガルト)と、DF吉田麻也(サウサンプトン)の2人が選出され、3戦連発のFW本田圭佑(ACミラン)の選出は見送られている。

 GKはホスト国のオーストラリア代表GKマシュー・ライアン。ベルギー1部強豪のクラブ・ブルージュでプレーし、日本代表のスタンダール・リエージュGK川島永嗣とはリーグ戦でもライバル関係にある。

  最終ラインは4バックとなっている。右から酒井、センターバックは吉田とイラン代表DFモルテザ・プラリガンジが選ばれた。22歳の若手はイランの首都クラブであるナフト・テヘランでプレーする新鋭だ。左サイドバックはかつて新潟で活躍したホッヘンハイムDF金珍洙が選出されている。酒井と吉田は3試合連続完封となった日本代表の守備陣の堅固さが評価されての選出となったもようだ。

 中盤は3人。右MFはオーストラリア代表のMFマッシモ・ルオンゴ。昨年まで英名門トットナム・ホットスパーに所属していたが、今季からはイングランド2部のスウィンドン・タウンに完全移籍している。アンカーは韓国代表でスウォンジーのMF奇誠庸。左MFはイラン代表でオサスナに所属するMFジャバド・ネクナム。

 前線は3トップ。右ウイングはUAEのアルアインFWオマル・アブドルラフマン、1トップはロシア強豪のルビン・カザンFWサルダール・アズムン、左ウイングは中国代表の江蘇舜天FW孫可が入った。

 選外としては、日本代表のインテルDF長友佑都、本田の名前も挙げられていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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