浦和が2年連続のACL決勝T進出! 好調のアタッカー陣爆発でWSWを6-1と粉砕

関根の先制点を皮切りに勢いに乗る

 浦和レッズがゴールラッシュで決勝トーナメントへの切符を手にした。26日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節で、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW/オーストラリア)を本拠地に迎え撃った浦和は、前半に3点を奪って試合の行方を決定づけると、後半に入り1失点こそしたものの、途中出場のFWラファエル・シルバの2ゴールなどで突き放し6-1と快勝した。

 この試合で引き分け以上なら勝ち抜けが決まる浦和は、直近のリーグ戦コンサドーレ札幌戦からフィールドプレーヤーを5人入れ替えて臨んだ。

 浦和は立ち上がりから圧倒的にボールを保持すると前半14分、中盤で前を向いたMF柏木陽介が前方で抜け出したFW武藤雄樹へフィード。向かい風を計算したかのようにピタッと合ったパスを受けた武藤は左サイドに進出すると、フォローした関根にマイナスのパス。これを関根がゴール右に蹴り込んで先制した。関根はこれが大会2ゴール目となった。

 さらに同18分、右サイドでボールを保持したMF駒井善成が、ノールックのスルーパスをズラタンに供給。抜け出したズラタンは距離を詰める相手GKと入れ替わるようにゴールへボールを流し込み、2-0とリードを広げた。ズラタンはこれが今季の公式戦初ゴールになった。

 その後もボール保持率を高め、相手ボールになってもすぐにボールを奪い返す高い位置からのプレスも機能した浦和が完全にゲームを支配。同43分にはカウンターから駒井が抜け出すと、FW李忠成に“あとは決めるだけ”のパスを通して李が押し込んだ。浦和はWSWにチャンスをほとんど作らせることなく、3-0とリードを広げる素晴らしい試合運びを見せて前半を終えた。

 

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