韓国メディアがACL“旭日旗”問題に言及 「残念な気持ち」も川崎は「親近感あるクラブ」

「旭日旗への対処は早かった」

 また、試合とは関係のない部分でも韓国でニュースになっていたのが、川崎サポーターが掲げた“旭日旗”問題だ。

 スポーツ・芸能専門サイト「ジョイニュース24」は、「川崎サポーターの旭日旗への対処は早かった。警備員に押収するように伝え、試合監督官にも報告した。そこからAFCとJリーグ関係者にも説明した」と水原関係者の声を掲載し、当時の状況を伝えた。

 同サイトは過去に日本人サポーターが、2013年の蚕室総合スタジアムで開催された東アジアカップの韓国対日本の試合でも旭日旗を掲げたことを指摘しつつも、「川崎でチョン・ソンリョンが主力メンバーとして活躍しており、同クラブは韓国語でのSNS(ツイッター)をスタートさせるなど、友好的な関係維持のために努力しているクラブの一つ」と伝えた。そのうえで「川崎は韓国にとって親近感のあるクラブ。しかし、一部ファンの行動で、今回はとても残念な気持ちにさせられてしまった」と締めくくっている。

【了】

金 明昱●文 text by Myung-wook Kim

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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