韓国メディアがACL“旭日旗”問題に言及 「残念な気持ち」も川崎は「親近感あるクラブ」

川崎が敵地で水原三星に勝利し「GS突破は不透明」に… データを示して勝因分析

 水原三星(韓国)が25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第5節で、川崎フロンターレにホームで0-1と敗れた結果を受けて、韓国メディアは「これでグループステージ突破は不透明になった」と報じている。

 韓国紙「ソウル新聞」は、「ドローでもグループステージ突破が確定していた水原(勝ち点8)は、来月9日に広州恒大(勝ち点9)と戦うが、(勝ち点7の川崎に)順位が入れ替わる場所を提供してしまった。ここで絶対に勝たなくてはならなくなった」と伝えた。

 また総合ニュースサイト「マイデイリー」は、「16強行きを逃した水原、苦戦した理由」とのタイトルで試合内容を分析。同サイトは「水原と川崎のボールポゼッションは60対40で、川崎が優勢だった。特に川崎のベテラン中村憲剛が中盤の中心にいた。中村は前半だけで50回を超えるボールタッチ、90%近いパス成功率を誇った。川崎は636回のパスを駆使したが、一方の水原は412回だった。全体的なパス成功率も川崎(83.2%)が水原(77.7%)よりも高かった。短いパスで試合を展開するJリーグの長所と効果が表れた試合だった」と、両者の数値を比較して分析している。

 

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