レアル主将は歴史に残る“退場王” 通算17回は現役最多、スペイン記録に「1」と迫る

クラシコで一発退場のラモス 伊メディアは“元退場王”モンテーロと比較

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、23日の“エル・クラシコ”バルセロナ戦で退場処分を受けたが、これがスペインリーグで通算17回目の退場になり、現役最多の記録だという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が特集している。

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「ラモスが正常な頭を失ってしまうのはバルセロナ戦だけでない」とした記事では、これがリーグ通算17回目の退場処分となったが、ラモスの上には18回の記録を持つシャビ・アグアドとパブロ・アルファオという、すでに50歳近い引退したプレーヤー2人しかいないという。

 記事では、イタリアのユベントスに所属した元ウルグアイ代表DFパオロ・モンテーロを引き合いに出し、「あのモンテーロですら16回しか退場していない。彼を超えるのは相当なことだ」としている。インテル戦でルイジ・ディ・ビアッジョに対してすれ違いざまの右フックを見舞って昏倒させるなど、衝撃的な退場劇を繰り返したセリエAの“元退場王”を超越した存在だとした。

 ラモスは次節の出場停止は確定しているが、シーズン終盤戦のゲームはまだ残している。スペインサッカー史に残るレッドカードコレクターとして、歴代最多記録に並ぶ瞬間が訪れるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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