イタリア人記者がローマ戦の本田圭佑に「ワーストワン」の評価 「守備も攻撃もしていない」
来季以降、真価が問われるべき
一方で、同記者はこう指摘している
「僕は本田に対して正当な評価を下すのは、来季を待たなければならないと思う。彼はシーズンの途中で移籍してきた。ロシアのサッカーは、イタリアとはとても違うサッカーだ。サッカーが違うこともそうだが、コンディションをつくる方法、準備の仕方も異なっていただろう。
ロシアが冬期休暇に入るときに、こちらに移籍してきた。ミランのキャンプでフィジカル面の準備をし、周りの選手たちと一緒に練習した後でプレーする来季ならば、もっと正確に評価できると思う。
しかしながら、2010年にインテルがCSKAモスクワとチャンピオンズリーグで対戦した時を忘れてはならない。その時にCSKAで最も注意すべき選手は本田だった。それに今季のミランはいい状態ではなかった。ともかく今日は攻守に何もできていなかった」
確かに今季のミランは低迷が続き、監督交代がするなど激震も走った。その名門において、シーズン途中にロシアリーグから移籍してきた本田の真価は来季以降に問われるべきだという考えを、同記者は強調していた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
page1 page2