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DFB杯優勝ならドルトムント監督は契約延長と独紙報道 香川の去就にも影響か
去就問題が浮上するトゥヘル監督 ラスト“一冠”を懸け準決勝でバイエルンと激突
日本代表MF香川真司の所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督に来季の去就問題が浮上しているなか、26日に敵地で王者バイエルンとの準決勝に挑むDFBポカールで優勝した際には契約延長を勝ち取る可能性が浮上している。ドイツ紙「ビルト」が報じた。
2015年夏のユルゲン・クロップ前監督(現リバプール監督)の退任に伴い、マインツから新監督として招聘されたトゥヘル監督は、就任1年目の昨季はリーグ戦2位でポカールも準優勝と、いずれもバイエルンに優勝をさらわれている。今季は30節終了時点でリーグ3位。UEFAチャンピオンズリーグではバス爆破事件に見舞われる悲運も重なり、準々決勝でモナコに敗れた。
「ビルト」紙によると、トゥヘル監督は2018年6月で契約満了となるが、ドルトムントの定めた契約延長の条件はポカール優勝だという。準決勝でバイエルンを下すことができれば、決勝ではボルシアMGをPK戦の末に破って勝ち上がったフランクフルトと激突することになる。この4強の舞台で、ドイツの絶対王者バイエルンを撃破することが、トゥヘル監督の長期政権樹立に向けた最大のハードルと言える。
トゥヘル監督は、プレミアリーグの強豪アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が退任した際の後任候補にも挙げられているが、ドルトムントも“ポスト・トゥヘル”の候補としてリーグ戦4位に躍進するホッフェンハイムの29歳指揮官、ユリアン・ナーゲルスマン監督をリストアップしているという。
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