イスコがレアルと22年まで契約延長に合意 年俸2倍の7億2000万円、チーム7番目の高給に

バルサ移籍など去就問題が浮上したなか、契約延長で近日中に正式発表

 レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは宿敵バルセロナ移籍など去就問題が浮上していたが、2022年まで契約延長で合意した。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 イスコは2018年6月に契約満了を迎えるなか、レアルとの契約延長交渉が遅れていた。出場機会を求めて退団するという報道が過熱し、バルサ移籍の可能性も伝えられていた。「BBC」と呼ばれるFWカリム・ベンゼマ、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの3トップの影で出場機会を確保できていないが、今季リーグ戦9得点5アシストと奮起している。

 23日のバルセロナとのエル・クラシコでは出番なしに終わったが、サポーターからは故障明けのベイルではなく、イスコを出すべきとジネディーヌ・ジダン監督の采配に批判が集まっていた。

 そして、イスコの父親で代理人のパコ・アラルコン氏とレアル側が契約延長で合意に達し、近日中に正式発表されることになったという。年俸は現時点の2倍となる税引後600万ユーロ(7億2000万円)という好条件を手にすることになる。

 イスコの年俸はロナウド、ベイル、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表ルカ・モドリッチ、ベンゼマに次ぐ、チームで7番目の高給選手となる。

 スペインの至宝と呼ばれたテクニシャンは来季以降、レアルの中核として活躍が期待される。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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