ジダン愛息らと並びレアル中井くん選出 スペインメディア特集「次世代クラシコを牽引する10人」
インファンテルA所属の「ピピ」こと中井くん 「様々な能力を有している」と高評価
レアル・マドリード対バルセロナの「エル・クラシコ」は現地時間23日に行われた一戦を終え、今季はバルサの1勝1分に終わった。しかし、この2クラブの注目度は高く、スペインメディア「BESOCCER」では「次世代のクラシコを牽引する若者10人」という特集を組み、そのなかで現在レアルのインファンテルA(U-14)に所属する「ピピ」こと中井卓大くんも名を連ねている。
21歳以下から選ばれたメンバーには、バルサからは今回のクラシコの遠征メンバー、そしてベンチ入りを果たしたFWカルレス・アレーニャや次世代の司令塔候補ながらすでにチェルシーが獲得を狙っているというMFシャビ・シモンズがリストアップされた。一方、レアルからはジネディーヌ・ジダン監督の愛息で現在Bチームであるカスティージャでプレーし、世代別フランス代表にも招集されたGKルカ・ジダンらが挙げられている。
そのリストには「ピピ」の名前もあった。「彼の本名は、タクヒロ・ナカイだ」で始まる一文に加えて、「彼はドリブル技術、スピード、試合全体を見通す視野、そして1対1と様々な能力を有している」と、中盤のプレーヤーとして必要な要素が兼ね備えられていることがすでに高く評価されている。
中井くんの所属するレアルの下部組織は先週末、バルサの下部組織などが集った大会をバスク地方で戦い、エイバルのMF乾貴士が観戦に訪れてツーショットにも収まった。白い巨人の中でも徐々に存在感を発揮しつつある“ピピ”の注目度は、ヨーロッパで徐々に高まり始めているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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